数年前の夏の話になりますが、咳が長引き、なかなか治まらなかったのが受診のきっかけです。
日中はそれほど咳が出ることはありませんでしたが、夜、お風呂に入ったり布団に横になったりすると咳が出ることが続いていました。
数回の咳で治まることもあれば、「コン、コン」と5分以上咳が続くこともあり、眠いのに寝付けずに困ることもしばしばありました。
熱や頭痛などの症状はなかったので、そのまま様子を見ていたのですが、家族から「咳が長引いているから、一度病院で見てもらった方がいいのでは」と言われ、診察を受けることになりました。
病院では、初めに問診票に症状を記入していきました。
「咳が出る」にはもちろんマル印をつけましたが、それ以外の「熱が出る」「気持ち悪い」などの項目にはマルをつけることはなかったので、「こんな軽度の症状で病院に来てしまって、先生や看護師さんに嫌な顔をされるのではないか」と不安に思っていました。
ですが、診察室に通され、聴診器をあてられたりレントゲンを撮られたりした後、「気管支炎ですね。
結構つらかったんじゃないですか?」と言われ、気管支炎の薬を処方してもらいました。
薬の名前は忘れてしまいましたが、その薬を服用し始めてからだんだんと咳の症状が治まっていき、1~2週間経つころには、入浴時や就寝時に咳で悩まされることもなくなったと思います。
「こんなことなら、もっと早く診察を受ければよかった」と思いました。
子供がマイコプラズマが原因の気管支炎にかかり看病していたら私も同じような症状がでたので、「これはうつったな」と思い病院へ行くことにしました。
私はもともと気管支が弱く過去に何度も気管支炎になったことがあり、すぐに病院へ行き治療をしないと重症化してしまうんです。
だから今回も子供からうつったとわかったら、急いで病院へ行くことにしました。
過去に病院へ行く時間がなくて放置したことがあって大変な目にあったので、もうそんなことにはなりたくないと思いました。
発熱があること、子供がマイコプラズマ気管支炎であること、痰はあまりでないけれど乾いた咳が続いていることをお医者さんに説明をすると、急性気管支炎だと言われました。
やはり子供からうつったと思われます。
マイコプラズマが原因の気管支炎は、迅速な診断でその日のうちに結果がわかってほっとしました。
お医者さんの病気や薬などの説明がとても丁寧でわかりやすく、熱があったのですが一気に安心して楽になりました。
気管支炎だとは思ったのですが別の病気だったらどうしようと少し不安だったんです。
でも、急性気管支炎だとわかりマクロライド系の抗生物質を処方され安心しました。
すぐに病院へいったおかげで症状は軽くすみましたし、しばらくして治りました。