いつものように綿棒で耳の中を掃除していました。
少し前に綿棒できつくやってしまい、血が出たことがありました。
ですが、よくあることですので、そのままにして、その日も耳が痒かったので耳掃除をしました。
そうすると、綿棒に耳カスではなく、何か液体のようなものがついているのです。
その時、黒綿棒で掃除をしていたので、白の綿棒に変えてみました。
そうすると、その水のようなものは黄色いのです。そして、少しくさいかもと思いました。
3日ぐらいそのままにしておきましたが、耳の中が痒く、水っぽいものがとれないので。病院へいくことにしました。
症状がおさまらないため、耳鼻科を受診しました。
先生に診ていただくと、外耳湿疹と言われました。
初めて聞く病名でした。
綿棒などで強めに耳の中をこすると、そこから細菌に感染してぐじゅぐじゅになってしまうそうです。
かゆみはステロイドで治るということで、ステロイドの軟膏をいただきました。
そして、耳の中は軟膏をつけるだけで、しばらくは耳掃除禁止でした。
治ってからも耳掃除はあまり強い力でやらないように病院の先生から言われました。
この軟膏をつけて、5日ぐらいですっかりよくなりました。
ひどくなると、頭痛や発熱などもあるということなのでびっくりしました。
子供の耳掃除もしていたのですが、あまり力を入れずにやろうと思いました。
非常に強烈な痒みと痛みを感じ、耐えられなくなり、仕事に影響してしまう事から受診しました。
初めは単なる痒みですぐに治ると思っていましたが、逆にだんだんひどくなっていくのを感じました。
市販の薬で試してみても全く効かず、寝ている間も無意識にかきむしってしまい、朝起きたらより悪化してしまう事もありました。
また爪で患部をかきむしったことによって、耳の中が炎症を起こしているのが分かり、これ以上我慢しても無理と判断しました。
ファイバーコープによって観察する検査をされました。
また念のため外耳道がんの検査もCTで行いました。
当初は単なる痒みと思っていたのですが、いろんな病気の危険がはらんでいるのだと感じました。
治療はステロイド含有の薬と点耳薬で行いました。1週間ほど続けると症状が治まってきました。
医師に原因を尋ねたところ、長時間により耳栓の使用によって外耳道内が不衛生になってしまう事や、耳掻きのやりすぎで耳垂れになり、それらが主な原因ではないかとのことでした。
両方とも思い当たる節がありました。
特に耳かきはかなりの頻度で行っていましたが、それがかえって良くないと分かり意外な感じでした。
耳の中は普段気を配る事は少ないですが、適度な清潔さを心掛けるべきと感じました。